長時間の座位で腰が痛むという場合、正しい姿勢の保持を意識する必要があります。
椅子の背もたれやクッション等を使い、背中と腰をサポートするのがおすすめです。
長時間座っていると筋肉が固まるため、時には立ち上がって歩いたり、ストレッチを行ったりして筋肉をほぐしましょう。
そして休憩の際には、なるべく歩くなどして動くことが大事です。
重い物を持ち上げるとき腰に痛みを感じる場合は、膝を使うことがポイントになります。
実際に持ち上げる際は、膝を曲げて腰に負荷をかけないようにし、膝全体を使って力を入れるようにしましょう。
加えて、筋力を強化することも、腰を守るうえでプラスに働きます。
腹筋や背筋を鍛えれば、腰にかかる負担を分散させることができるはずです。
朝起きたときや夜中に腰がこる場合は、適切な寝具と姿勢を見直すことが大切です。
身体に合ったマットレスと枕を使用し、寝るときに腰の位置をサポートする姿勢を保ちましょう。
同時に、筋肉をしっかりほぐすという意味で、寝る前や朝起きたときに軽いストレッチを行うことをおすすめします。
そのほか、ストレスが腰痛を悪化させているケースもあります。
ストレスが溜まっていると感じるなら、日常にリラクゼーション法を取り入れましょう。
瞑想やヨガなどはいつでもどこでもできるため、ぜひ試してみてください。
これらのアドバイスは一般的なケースに対するものであり、すべての方の腰痛改善に役立てられるわけではありません。
実際、腰痛を引き起こす原因には、さまざまな要素が絡み合っています。
どんな対策を講じても腰痛が続く場合は、すぐさま専門医に相談しましょう。