ストレス起因の腰痛を知ろう

腰痛というと、重いものを持ち上げたときの負荷や、姿勢が悪さなど、身体的または物理的な要因によって起きるイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、実は腰痛はストレスによって引き起こされることもあるのです。
運動不足を解消したり、姿勢を改善したりしても腰痛が続く場合は、ストレスで誘発された腰痛かもしれません。

なぜストレスによって腰痛が引き起こされるのでしょうか。
その理由として、自律神経のバランスが崩れることが関係しているといわれています。
自律神経は生命活動を維持するために必要な神経です。
そのバランスが乱れてしまうと、筋肉や血液循環に悪影響を与えるとされています。
その結果、腰痛の痛みとして出てくる場合があるのです。
ストレスが原因の腰痛の場合、日によって痛みが発生する箇所や時間帯が異なるのが特徴です。
頭痛や食欲不振、寝付きの悪さ、慢性的な不安などの症状も出ているなら、ストレス起因の腰痛の可能性が高いです。

ストレスによって不具合が起きているなら、当然ながらストレス解消を意識する必要があります。
おすすめの方法は、ウォーキングとよく笑うことです。
特に、自然を感じながら行うウォーキングは、ストレス解消にうってつけです。
気持ちを癒やし、血行もよくなり筋肉も鍛えられるため、もはや一石三鳥です。
そして近年の研究により、笑うことがストレス緩和に役立つということがわかっています。
ぜひ気の合う友人と話して笑い合ったり、お笑い番組を視聴して笑ったりして、心身のストレスを発散しましょう。