運動不足は腰痛の大敵!おすすめの運動について

腰は身体の中心にあり、上半身を支えている重要な部位です。
ほかに上半身をささえている軸は背骨しかなく、その分の負担は腰回りの筋肉や靭帯がカバーしています。
普段から負担がかかりやすい腰は、特にデリケートな部分だといえるでしょう。
しかし、普段動きがないデスクワークの方でも、腰痛が悪化するケースがよく見られます。
その原因としてよく挙げられるのが、運動不足です。
実際、デスクワークで動かないことで腰回りの筋肉が減り、全身を支えきれなくなっているのです。
腰痛を改善したいなら、運動をして腰の筋肉を鍛えることをおすすめします。

ただし、運動といってもなんでも良いわけではありません。
腰をひねったり、大きな力がかかったりする運動は、かえって腰痛を悪化させてしまいます。
なるべく腰への負担が少ない運動を選ぶようにしましょう。
中でもおすすめなのが、水泳です。
水中は重力の影響を受けないため、陸上で行う運動よりも身体に負荷がかかりません。
その反面、運動中は水の抵抗を受けるため、少ない動作でも運動量を確保することができます。
はじめは、水中ウォーキングからはじめましょう。
慣れてきたら、膝を高く上げる、途中でジャンプするなどしてみてください。
ただ、ウォーキング中は水の抵抗を受けているため、腰がそりやすい状況でもあります。
腰を痛めてしまわないように、前かがみに歩きましょう。

そして、水中ウォーキング後は、身体を冷やさないように注意してください。
たとえ温水プールを利用していても、プールから出れば身体は冷えてしまいます。
血流が悪くなれば、腰痛リスクが高まってしまうため、しっかりと全身を温めましょう。